日本代表選考会 優勝 杉本 一洋
日本代表選考会
大会レポート
世界のトップフローリストを決定するInterflora World Cupの日本代表選考会が
2018年10月16日(火)に行われました。 白熱した競演の末幕を閉じた大会の様子をお伝えします。
業界の垣根を越えて各所属団体・組織を代表する4名に所属団体・組織や経験を問わず挑戦できる一般出場枠で選出された1名を加え、計5名のフローリストがInterflora World Cupの日本代表の座をかけて、白熱した競演を披露しました。
この「日本代表選考会」は、来年のワールドカップに準じてテーマや課題が設けられ、「FLOWER POWER~花の力~」を大会テーマに掲げ、オブジェ:テーマ「色の力」、テーブルデコレーション:テーマ「愛の力」、トルソー:テーマ「魅せる力」の3つの競技が行われました。
本大会は大会初となる試みでLIVE配信が行われ、世界中の人がWebサイトを通して熱い激戦を見守りました。配信では解説者とゲストが視聴者のツイートを紹介したり、 出場者へのインタビューなどをして大会の様子を視聴者に届けました。
限られた時間のなかで制作された作品は、課題が終了するごとに5名の公式審査員による審査が行われました。
厳正かつ公平な審査のため、各課題作品を制作した競技者が審査員に伏せられたブラインド方式で行われ、「特徴と整合性」「デザイン・形態・バランス」「色彩」「テクニックと細工」の4つの審査基準に基づき採点されます。
3つの課題を終え、審査の結果、オブジェ、テーブルデコレーションの2つの競技において1位となり、全競技の合計得点で見事1位を獲得した杉本一洋さん(公益社団法人日本フラワーデザイナー協会から選出)が優勝しました。
準優勝は井上博登さん(一般公募から選出)、第3位は宮永英之さん(イーフローラから選出)。また、一般視聴者の投票で決まる視聴者特別賞には竹内美稀さん(フジテレビフラワーネットから選出)が選ばれました。
左から井上博登さん、宮永英之さん、竹内美稀さん
ワールドカップへの道から、ワールドチャンピオンへの道へ。
優勝した杉本さんは、2019年3月にアメリカ・フィラデルフィアで開催されるInterflora World Cupへ日本代表として出場します。世界トップクラスのフローリストが集うハイレベルな世界の舞台で、杉本さんが実力と個性を発揮し、ご活躍されることを、ぜひ応援してください。
ワールドカップの日本代表選手派遣団体として正式に認定されている株式会社イーフローラは、Interflora World Cupへの杉本さんの出場をサポートするとともに、日本のフローリストの国際交流や技術向上・育成支援を図ってまいります。
Interflora World Cup 日本代表選考会の開催にあたりご協力・ご尽力を賜りました関係各位の皆様、ご観覧いただいたお客様へ心より厚く御礼申し上げます。
出場者の作品
世界のトップフローリストを決定するInterflora World Cup~お花のワールドカップ~
世界のトップフローリストを決定するInterflora World Cup
(Fleurop-Interflora World Cup/主催:インターフローラ)が、
2019年3月アメリカ・フィラデルフィアにて開催されます。
花業界において世界的に歴史と権威あるフローリストのためのこの競技会は、
花の技術・デザインの更なる向上だけでなく、文化的財産としての花贈りの
新しい発想を人々に提供し、花を通した交流を推進することを目的として、
ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界中の様々な地域・都市を舞台に
4~5年に1度開催されています。
1985年のデトロイト以来34年ぶりにアメリカでの開催となる今回は
「フィラデルフィアフラワーショー」のなかで行われます。
「フィラデルフィアフラワーショー」は1829年から続く、世界最大級の
フラワーショーです。そのなかでも中心的なイベントとして開催される
ワールドカップは、フローリストにとって、世界中から集まる
たくさんの人々に技術・才能を印象づける絶好の機会となることは
間違いありません。
世界30ヶ国から集ったトップフローリストたちの
競演にふさわしいこの舞台で、多くの観覧者が見守るなか、
新たなワールドチャンピオンが誕生します。
ROAD TO WORLD CUP ワールドカップまでの流れ
- 一次審査 書類選考 一般出場枠応募者の中から書類選考にて5名を決定 2018年7月下旬
- 二次審査 実技試験 一次審査通過5名の中から実技試験にて1名を決定 2018年8月9日(木)日本・東京
- INTERFLORA WORLDCUP 日本代表選考会 各団体・組織代表の4名と一般出場枠1名の計5名の中からワールドカップ出場となる日本代表1名を決定 2018年10月16日(火)日本・東京
- WORLD CUP 2019 FTD・INTERFLORA・FLEUROP 世界30ヶ国の各国代表が集まりトップフローリストを決定 2019年2月26日(火)~3月3日(日) アメリカ・フィラデルフィア
日本代表選手選考会を主催する
「イーフローラ」とは
株式会社イーフローラは、日比谷花壇のグループ会社として2000年に設立。日本全国の生花店を対象にした加盟店事業として、全ての機能・サービスをWEBベースとし、時代に先駆けたフラワービジネスシステムを提供しています。地域に根差した全国の生花店の支援を通して、花と緑の需要拡大や業界の近代化を目指しています。
2006年米国FTD社と契約を行い、フラワーギフトの国際取引の運営のみならず、日本の生花店ビジネスに貢献するグローバルな情報の収集と活用に努め、花の販売強化のためのWEB技術と消費者満足のための挿花技術の両面において、世界の最先端を目指して取り組んでいます。
また、ワールドカップを主催する世界最大の生花店組織・インターフローラに加盟する日本で唯一の組織であり、日本代表選手派遣団体として正式に認定されています。
2015年6月にドイツ・ベルリンにて開催された前回のワールドカップでは、日本代表選手選考会で選出された日本のフローリストが世界第4位となりました。
後援・協力・協賛
後援(順不同) |
農林水産省、外務省、フィラデルフィア観光局、一般社団法人デジタルメディア協会、 一般財団法人日本花普及センター、一般社団法人全国花卸協会、 一般社団法人日本花き卸売市場協会、一般社団法人日本花き生産協会、 一般社団法人日本切花輸出入協会、一般社団法人日本フローラルマーケティング協会、 一般社団法人フラワーライフスタイリスト協会、一般社団法人パークマネジメント協会、 協同組合全国花材流通協会、全国花き輸出拡大協議会 |
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協力(順不同) |
株式会社ディノス・セシール、株式会社日比谷花壇、 ヒビヤカダン シェア・ドリーム・パートナーズ会、株式会社フレネットHIBIYA、 株式会社インプレッションフローラ |
特別協賛(順不同) |
エミリーズバルーン株式会社、株式会社クリエイト、 株式会社ダイバーシティ、株式会社東京砧花き園芸市場、株式会社東京堂、 株式会社ニューウェーブ、株式会社日立システムズ、株式会社姫路生花卸売市場、 株式会社ぶるーむ、松村工芸株式会社、リサーチ合同会社 |
協賛(順不同) |
株式会社アクセルパートナーズ、足立フラワー商事株式会社、 アートグリーン株式会社、株式会社エスビーシー、株式会社グリーンテック、 株式会社クレイ、株式会社群馬清風園、 株式会社ザッパージャパン、株式会社笑人 giraflower、 株式会社世田谷花き、株式会社ディーオーシー、西田装美株式会社、 株式会社ハンズニコニコ、アトリエ松浦、愛知県経済農業協同組合連合会、 株式会社アーバン、株式会社アキバナーセリー、株式会社アピス、株式会社アペル、 株式会社上尾グリーンガーデン、有限会社糸島園芸、沖縄県くみあい生花株式会社、 株式会社オークネット、株式会社オリジナルあい、有限会社折原園芸、 株式会社クリスタルアイ、株式会社紅乃花や、グレイス ガーデン、 ケン&スタッフ株式会社、株式会社恵和ビジネス、コーエーロジ株式会社、 公友印刷株式会社、有限会社コベント・ガーデン、五大化成株式会社、株式会社指田園、 塩谷紙器株式会社、株式会社シェア、株式会社シマトレーディング、株式会社シモジマ、 株式会社秀芳生花、新日本ウェックス株式会社、 有限会社ショウジ・フローラル・デザイン、有限会社椎名洋ラン園、JA全農長野、 JFEテクノス株式会社、株式会社スマイル、株式会社生花苑、株式会社千修、 有限会社ZERRY、相馬看板、株式会社タットム、大洋包装株式会社、 有限会社蓼科プランツ、ダイワグリーン株式会社、株式会社第一園芸、大東株式会社、 第一包装株式会社、有限会社中央化成、株式会社とうほくフラワーサポート、 株式会社トップ運輸、長島園、西日本花き株式会社、日建総業株式会社、花工房おおの、 花匠、花太郎、株式会社HACCI(ハッチ)、株式会社HANASIZAI、 株式会社花孝本店、株式会社花福、株式会社花満、株式会社花由、 橋本生花株式会社、有限会社花一、有限会社花卸正香園、株式会社日野洋蘭園、 有限会社ピーアールディスプレイ、フォーシーズン株式会社、フラワー華実、 フローラルピット アトリエ花と彩、株式会社フォーシーズン、 株式会社フラワー・スピリット、株式会社ブランディア 札幌花壱場、 株式会社文明堂東京、株式会社フラワーオークションジャパン、株式会社ヘッズ、 株式会社ポピー横浜支店、株式会社北進、株式会社堀内カラー、有限会社ポデール、 株式会社宮崎中央花き、株式会社美咲、三日月印刷株式会社、株式会社横山造園、 株式会社リボンカンパニー、緑葉リース株式会社、株式会社レンデフロール、 株式会社ワイエムエス |